秋の俳句

  日本語

頭には
落ちた葉、秋の
かんむり


秋風に
ただよう香り
アップル・パイ


吹雪とは
見紛みまがう木の葉
そむ


リンゴ、「カミ」
顔、汁だらけ
不意、葉風


霧中むちゅう
真っ白、思わず
夢中むちゅうかな


生えた草
雪のカンバスに
緑書き


を広げ
つぼみ藻掻もが
ゴミの山
禍根かこん残され
しおれるなか


単語
かんむり crown
漂う ただよう float
見紛う みまがう mistaken for
背く そむく avert (eyes)
霧中 むちゅう in the mist
座す ざす sit (cross-legged)
夢中 むちゅう lost in thought
bud (flower)
つぼみ stem, sapling
藻掻く もがく struggle
禍根 かこん root of evil
萎れる しおれる wilt
勿れ なかれ do not (archaic)